このページでは、タイ携帯電話事情とプリペイドSIMカードの買い方とトップアップ(チャージ)方法をまとめました。
タイでプリペイドSIMカードを買う前に
タイでプリペイドSIMカードを買う場合は、SIMフリーのスマホ、タブレットが必要になります。ドコモ,au,ソフトバンク,Y!モバイルなどSIMロックされたスマホは利用できませんので、SIMロックを解除しておきましょう。
タイでプリペイドSIMカードを空港で買う場合
バンコク国際空港でも各携帯キャリアの店舗で旅行者用のプリペイドSIMカードが買えますので、短期滞在者は、バンコクの空港で買う方法がおすすめです。
英語が全く話せない方、バンコク到着後にすぐに移動しなければならない場合や海外ツアーの場合は、出発前にAmazonで購入しておくか、海外WiFiレンタルがおすすめです。
タイの携帯キャリアについて
現在タイで主な携帯電話通信会社は
1. AIS (One Two call)
2. True
3. DTAC
の3つとなります。
タイAISの店舗
AISは1番大きな会社となります。元タイ首相、タクシンさんのシン・コーポレーション・グループの子会社で、アンテナが全国どこの県にもあり、通信状態が良いというメリットがあります。タイでは地方に行くと通信エリアがカバーされていない事が所々ある為、地方の山奥に行く方にはおすすめです。AISのプリペイド式の契約は、one two callと呼ばれています。
タイTrueの店舗
Trueは、ここ8年ぐらい前から良く聞くようになった会社です。家庭用インターネット等をメインに行い、携帯電話事業にも参入しています。データー通信に関してはAISより先に4G LTE回線対応しています。インターネットプロバイダーというイメージが強い為か特にデーター回線については、AISよりプランが良いと思います。
地方に行くと通信事情が多少悪くなる様です。DTACは、AIS 、Trueと比べると利用している方は少ないと思います。少し安い為か現地のタイ人、ラオス、ミャンマーの方は良く使用されている様です。
したがって、店舗も多い為、AISかTrueを選択すれば安心して利用ができると思います。
タイでスマホは安く買えます
日本でもSIMを使える携帯がありますが、タイではSIMフリーの携帯を買い、そこに各通信業者のSIMカードを入れて使うというのが一般的です。
スマホは、デパートで購入する事ができ、一番安いもので1,200バーツ (3,600円程度)で購入が可能です。中古スマホも売っていますが、バッテリーを無メーカー品を使用していた為、爆発したというニュースもよく聞きますので、新品の購入をお勧めします。
市内でのプリペイドSIMカードの購入方法
AIS (Telwiz)、Trueのキャリア店舗、もしくは携帯電話売り場が各デパートどこにでもあります。また、コンビニエンスストアーで購入する事もできますが、店舗によって置いてあったり置いてなかったりとマチマチなので、デパートでの購入をお勧めします。パッケージによって箱が違うのですが、よくパッケージが変わる為、お店に行って選んだ方が良いと思います。下記画像の様なショーケースにSIMが並べられていることが多いです。
プリペイドSIMカードを購入するときに必要なもの
現在、SIMの購入時には必ずパスポートの提示が必要となります。一時期爆弾に携帯電話が使われた様で、登録が必ず必要となります。
APN設定
SIMカードを購入後は店員さんに使えるように設定をしてもらいましょう。デパートで購入を進める理由として、この作業を店員にしてもらえるという利点があります。パスポートの提示が求められると書きましたが、SIMカード利用開始時に登録が必要な様です。
トップアップ方法
オープン後、携帯電話が使える様になります。携帯電話のトップアップ方法について記載致します。タイではRefillと呼ばれる事が多いです。
コンビニでトップアップ
以前までは、コンビニでトップアップ用のカードが買え、コインでこすると文字が現れ、トップアップするという仕組みでした。最近は、レシートにPIN番号が書かれた紙が購入でき、下記コマンドでトップアップが可能です。
*120*XXXXXXXXXXXXXX# (その後電話)
XXXXXXXXXXXXXXはレシートに書かれている番号
無事登録が終わると、SMSで連絡が送られてきます。
ファイミリーマートでは、レジでトップアップの支払いが行え、レシートを貰える事が多いですが、セブンイレブンではレジでの支払いが出来ない事が多いです。 (店舗によってマチマチです。) 店の外に、トップアップ用の機械が置いてあることも多くなってきました。
機械からのトップアップ
最近、トップアップ用の(ATMの様な)機械がでてきています。画面をタッチし、電話番号を登録、支払い金額を入れてお金を入れるとトップアップが行えます。英語環境が使える端末もでています。(AISの端末は、KIOSKと呼ばれています。)
AIS (Telwiz : one two call)、Trueのブースでは、それぞれの会社のトップアップ専用の機械。コンビニではどの端末でも使える機械が設置されています。
セブンイレブンの前に設置されていたトップアップの機械のスタート画面
英語に切り替えた画面
電話番号を入れる画面。この後お金を入れるとトップアップできます。
デパートの中に設置してあったトップアップ用機械。
AIS (Telwiz)のトップアップ機械。one two callの支払いができます
コマンド一覧
[AIS : One two call]
*120*XXXXXXXXXXXXXX# : トップアップ (XXXXXXはPINNo)
*121# : 残高の確認
*545# : 自分の電話番号を表示
[True]
*123*XXXXXXXXXXXXXX# : トップアップ (XXXXXXはPINNo)
#123# : 残高の確認
*833# : 自分の電話番号を表示
キャリア店舗で買う場合は、英語も通じない場合もありますので、現地の方やタイ語が話せる方に協力してもらう方法がおすすめです。面倒というかたは、出発前にAmazonで購入しておくか、海外WiFiレンタルがおすすめです。