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ルーマニア

ヨーロッパの片田舎、ルーマニアを歩こう

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わたしがルーマニアに滞在したのは2013年の初夏から秋口にかけて。
首都ブカレストに次ぐ規模のブラショフという町でボランティアだのいろんなことしていたのですが、もちろん観光もたくさんしました!日本にいるとルーマニアという国はまだまだ遠くて、どんな国か ピンとこない人も多いと思いますが、魅力的な観光スポットも多く、素敵なところですよ^^

ドラキュラのモデルになった人物と城があるというと「ああ!」となる人もいるかな。 今回はルーマニアの魅力を少しでもお伝えできたらいいなと思っております!

ヨーロッパの東に位置するルーマニアはフランスやドイツから見たらどうしても田舎国で、 経済的にも発展途上国であるというのが事実です。とくに首都ブカレストは旅行者を狙った 犯罪も多発しており、治安がいいとはいえません。

でも少なくともわたしがしばらく滞在していたブラショフやそのほかの都市では一度も危険な 目には遭いませんでしたし、陽気でピースフルな人たちとの出会いがたくさんありました。

ちなみにルーマニアはヨーロッパで唯一ラテン民族の血を引く国なので、陽気な人が多いのはそのためかも? もちろん海外では日本にいる時以上に携行品の管理や、やたら親しげに話しかけてくる人に注意する(完璧な善意で しつこく話しかけてくる人もまた多いのですが^^;)のは当たり前であり、 それはルーマニアに限ったことではないので、ことさらにルーマニアが危険とは思いません。

田舎だからこそ楽しめることもいっぱいあります。 中世のころの要塞など歴史的な建築物も多く残っていますし、ヨーロッパの大都市だと巨大建築群がときに威圧的で圧迫感を覚えるかもしれませんが(私はそうなんです;)、 ルーマニアの町並みのこじんまりとして可愛らしいこと! このほのぼのとした感じがたまらなく気に入ってしまって。

滞在中から「帰りたくない、私はきっとこの国にまた来るだろうな」と思っていました。建物も古いけれどそこに中世の面影を見つけると愛しくなってくるものです。農業国だけあって食事はおいしいし、そしてなにより安い!良質なワインの産地でもあるのでワインも安くて良いものが飲めます。

貧乏旅行の私はときに水より安いビールばっかり飲んでいましたが、これが安いお店だと日本円で60円。 おしゃれなパブで飲んでも360円ほどでした。助かる!

ドラキュラゆかりの城、トランシルヴァニアの要塞群、まだまだいっぱい見どころのある ルーマニア、メジャーな観光地に飽きた人にぜひおすすめしたいですね。

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