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ドイツ

博物館の長い夜②

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博物館好きの貧乏人が参加すべきでないことがよくわかりました。元をとろうと欲張るくせに館内のすべての資料・解説を見ないと気がすまないので時間はかかり、知恵熱を出し、足腰も痛める。でも楽しい!体に鞭打って次へ!

実際2つ行けば元とれるお得なイベントなんですけどね。あと9月とは思えない、夜の冷え込みっぷりにびっくり。日本の夏は年々長引いているのに。。

寒さに震えながらやってきたのは【ユダヤ博物館】。ドイツでこそ行かないと、と思っていました。正直どんよりした気分になることを覚悟して行ったんですが、そんなことはなくて逆に拍子抜け。外の展示は夜ということもあって真っ暗闇で怖かったけれど。ユダヤ人の歴史を古代史のころから振り返って学べたり、迫害中の鬼気迫る絵などが展示されていました。

そのあと電車に乗って動物園へ行ったら閉まってたー!ショック―!もちろん水族館も。全部02:00までやっているわけではないんです。寒い中また移動し、やってきたのが【ダリミュージアム】。もう夜も遅いのに、なのかだから、なのかこの日一番の混みっぷりで、入場制限!行列に並んで行ってきました。

長いこと待って、ダリの珍妙な作品群に圧倒されてきました。なんていうか…よくわかった。私、ダリは嫌いだったんだな。溶けた時計ぐらいしか知らなかったんですが…あんなにグロい作品ばっかり描いていたとは知らなかった;私は苦手でしたー^^;

ここまで来てタイムオーバー!同性愛博物館もすごく興味はあったんですが、残念。駆け足ながらにじっくり見てしまったので本当に疲れました。体も頭も。でもたまには必要な疲れ。そりゃあ混雑しますので、本当に好きなところはゆっくり見て回りたいけどお祭り感覚であちこち見るのも面白いものです。それにしても本当にいっぱいミュージアムがあって、飽きない!

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