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国内と海外でも使えるeSIM「TRAVeSIM」を使ってみた

海外旅行や出張時の通信手段としてeSIMも選択肢の1つになってきました。料金は海外用Wi-Fiレンタルや現地用のSIMを買うのとそれほど変わらないので今後はもっと普及してくると予想しています。

今回は、タイのMVNO「ベリーモバイル」を展開する『a2network』が販売しているプリペイド型eSIM「TRAVeSIM」をレビューしたいと思います。

TRAVeSIMについて

TRAVeSIMの特徴をまとめてみました。

・世界140か国対応で料金は1,980円〜。

・5G対応(日本国内はソフトバンク回線)。

・プリペイドタイプ。

・ASIAプラン6GB/8日間、GLOBALプラン6GB/15日間の2プランのみ。期間経過後は新たに申し込みが必要。

・専用アプリはなく、申し込み後にQRコードを読み込んで設定します。QRコードなら設定は簡単です。

・VPNや面倒な設定不要でGoogleやYouTube,欧米のSNSが利用できない中国でも利用可能。

・複数国を周遊する場合でも、プラン対象国に含まれている国同士の往来であれば追加購入は不要。そのままデータ容量枠を継続して利用できる。

・LINEでのリモートサポートと24時間日本語対応の電話サポートもしている。

・QRコードで読み込むのでスマホ1台しかない場合はプリントするかコードをコピペしてアクティベートする方法になる。

・テザリングもできるのでルーター代わりに利用できる。

YouTubeは広告なしで視聴できた。

TRAVeSIMのアクティベート方法

iPhoneでの設定方法をまとめてみました。

1)設定→モバイル通信→eSIMを追加をタップ

TRAVeSIM設定方法

2)QRコードを使用をタップし、メールで受信したQRコードを読み込みます。

TRAVeSIM設定方法

3)あとは画面の指示通り進めば利用開始になります。

TRAVeSIM設定方法

4)回線名は仕事にしてみましたが、なんでもOKと思います。購入したeSIMは利用時に設定→モバイル通信→モバイルデータ通信から変更できます。

TRAVeSIM設定方法

5)主回線にしておきます。

TRAVeSIM設定方法

6)主回線にしておき、現地到着後に切り替えます。購入したeSIMは利用時に設定→モバイル通信→モバイルデータ通信から変更できます。

TRAVeSIM設定方法

7)SMSにメッセージが届きます。

TraveSIM設定

8)購入したeSIMを利用時はデータローミングをオンにします。設定→モバイル通信→購入したSIM名(私は「仕事))をタップ→データローミングをONにします。

データローミングをオンにします。

以上が設定方法になります。

TRAVeSIMの料金と利用可能国

ASIAプラン 詳細
料金 1,980円
データ容量 6GB
利用可能期間 8日間(192時間)

利用できる国
東アジア
日本、韓国、中国(チベット含む)、香港、台湾、マカオ

南アジア
インド、スリランカ、バングラデシュ、パキスタン、ネパール

東南アジア
タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、ラオス、カンボジア、フィリピン、ブルネイ

中央アジア・中東
カザフスタン、モンゴル、イスラエル、オマーン、カタール、バーレーン、ヨルダン、ジョージア

オセアニア
オーストラリア、グアム

 

GLOBALプラン 詳細
料金 3,980円
データ容量 6GB
利用可能期間 15日間(360時間)

利用できる国
ヨーロッパ
アイスランド、アイルランド 、アゼルバイジャン、アルバニア、イギリス、イギリス領ガーンジー島、イタリア、ウェールズ、ウクライナ、エストニア、オーストリア、オーランド諸島、オランダ、キプロス、ギリシア、グリーンランド、クロアチア、サンマリノ、スイス、スヴァールバル諸島、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア共和国、チェコ共和国、デンマーク、デンマーク領フェロー諸島、ドイツ、ノルウェー、バチカン市国、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベラルーシ、ベルギー、ポーランド、ボスニアヘルツェゴビナ、ポルトガル、マケドニア、マルタ、マン島、モナコ、モルドバ、モンテネグロ共和国、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア、北アイルランド、北キプロス

オセアニア
サモア独立国、タヒチ島、トンガ王国、 ナウル共和国 、ニュージーランド 、バヌアツ、パプアニューギニア、フィジー諸島、ハワイ

アフリカ
ウガンダ、エジプト、ガーナ、ガボン、ケニア、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国 、スワジランド、セーシェル共和国、セネガル、タンザニア、チャド、ナイジェリア、フランス領レユニオン、マダガスカル、マラウイ、モーリシャス、南アフリカ共和国

中東・アジア
アフガニスタン、アラブ首長国連邦、アルメニア、ウズベキスタン、サウジアラビア 、トルコ 、キルギス共和国

中南米
アルゼンチン 、ウルグアイ 、エクアドル 、エルサルバドル 、グアテマラ 、コスタリカ 、コロンビア 、チリ 、ドミニカ共和国 、ニカラグア 、バージン諸島、パナマ 、パラグアイ 、プエルトリコ 、ブラジル 、ペルー 、ボリビア 、ホンジュラス 、メキシコ


*複数国に周遊される場合、1か国でもASIAプラン非対応の場合には、GLOBALプランが適用されます。
*容量超過または期間経過後は新たに申し込みが必要。

TRAVeSIMを使ってみた

開通後に実際に使ってみました。さいたま市と上尾市で通信テストをしたところ特に問題ありません。携帯キャリアはソフトバンクでした。スピードテストもしてみましたが、ソフトバンクの回線なのでいつも使っているYモバイルと同じ速度でした。

回線速度

下の画像は新宿駅で計測。5Gも対応していました。

スピードテスト新宿駅

YouTubeは広告なしで視聴できました。そのため、電車移動の際もYouTubeを快適に視聴できたのは良かったです。あとは一部アプリが起動しなくなります。TVerやDMMビットコインなど海外からのアクセスができないアプリの起動はできませんでした。

TraveSIMを申し込む場合、アジアプランなら海外渡航前に日本でアクティベーションしておけば現地到着後すぐ使えます。帰国後にデータが余っていたら期限までにデータ通信を普段使いで消化してもいいと思います。

あとテザリングもできるので、複数機器を持っていかれる方にもおすすめですね。短期の渡航ならデータ量6GBもあれば十分だと思います。

やはりデータの追加購入や専用アプリがあると便利かと思いましたが、今後のサービスのアップデートに期待したいです。海外渡航時にWi-Fiレンタルや現地でSIMを並んで買うのが面倒でしたら選択しとしてTRAVeSIMなどのeSIMを利用するのがおすすめです。

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